
さらに50の短文
001:星がないと悲しむ前に地上の灯りに手を翳せ
002:いつか来る別れに気付かないフリで僕らはただ笑っていた
003:好きにならないように嫌っています
004:許しを請わず過ちを認めそれでも幸せだと微笑んだ
005:染まる地に落ちる涙は誰が為に捧げられるのか
006:黒に差す白を恨むより、それに向かう者であれ
007:歯車、螺子、部分品。なければ世界も動かない
008:振り払ったものを今更かき集める僕。どうか君だけは笑ってくれ
009:囁く言葉にサッカリン。無機人工の糖衣美辞
010:メールを止めた。乾かないネイルを言い訳にして
011:君に全て委ねよう、地のひとやより来た者よ
012:潰されそうに細い体はそれでも潰れず立っていた
013:泥に浴し憎を燃し全て汚してなお、君を恋うる
014:何度も傷口を掻き毟る。瘡蓋になって消えないように
015:笑った分が泣いた分より少し多ければ君の勝ち
016:恐れず生まれなさい。平和を用意して待っているから
017:泣いていい。顔は見ないでおいてあげるから
018:あなたが歌ってくれた歌を誰かに教えてあげられるという喜び
019:出会ったことに意味がある、重ねたことに罪がある
020:守りたくない守られたくない、隣で剣を握らせて
021:きっと忘れない。初めて叫んだあの夜を
022:毒を愛でる棘の姫君。射止められて、王子様?
023:傷つけられたくないから傷つけない。臆病者の正しい主張
024:言い訳は僕らを惑わせる。ほんとの顔はどれだったっけ?
025:世界に突きつけろ、その怒りを、その涙を
026:何を失くしても悔いはない、ただ君だけが残るなら
027:お人形のずっと綺麗な夢と醜い真世界への目覚め
028:輪廻の狭間に見た君に何故か奪われ立ち尽くす
029:呪いたいなら呪えばいい。ただこの想いには触らせない
030:意志は破壊する。世界も君もなにもかも
031:黎明に立つ鳥を追え、この手に世界を掴むため
032:爆音に飽きた馬鹿者の群れは滅びの光を綺麗と笑う
033:忘れたいと思えば思うほど、僕らは記憶の泥濘にはまる
034:その手でとどめをと願うのは、分不相応な望みですか?
035:握りしめた拳の中には、何ひとつなかった
036:全て捨て去って裸で抱き合っていられたら幸せだったのだろうか
037:悪者探しにまだ飽きないの?まだ気付かないの?
038:繋げることは難しい。繋がることは嬉しい
039:愛が千差万別ならば、殴打とキスはおなじもの
040:忘れない、忘れない、忘れない……どんなに痛くても
041:騙し合い、化かし合い、それを踏まえて僕らは笑っている
042:わかり合いたくないと思ったのはそいつが自分と似すぎていたから
043:君を殺したい。本音を殺して息を止めて生きる君を
044:僕を愛してくれる人たちの為に生きてみよう
045:いつまで喚くの?いつまで世界のせいにするの?
046:なんにもないと思っても、まだ自分だけはここにいる
047:奇跡を足蹴に救いを嗤え、僕らは思うより弱くない
048:命を賭けない恋をしよう、いなくなれば君は泣くから
049:終わらせはしない、そのために吐く血を厭わない
050:さあ皆声を張り上げろ「我々は生きるため生まれた!」